経験的な社会学研究において採用されることの多い研究スタイルを、質的研究と量的研究の二分法を超えて幅広く取り上げ解説。

世界各地でのフィールドワークから、境界を越えて結びつく人やモノを、ローカルで微細な日々の生活実践に着目して描き出す。

民間リハビリテーション施設におけるフィールドワークを通じて、薬物依存からの「回復」のプロセスとその意味内容を記述し、社会学的に考察。

レポート・論文を書く人のために　
著者が自分自身の調査体験に即しながら、フィールドワークの具体的な方法や直面した苦難を赤裸々に語る。

フィールドワークという交差点 –
よそ者として他者・異文化と関わり続けた、16人の若手フィールドワーカーによる記録集。

オールドチャイナタウンとニューチャイナタウンに大別し、形成の経緯と近年の変容、地域的および普遍的な特性を論じ、世界的規模での類型化を試みる。

ツーリズム現場の質的調査入門 – フィールドや事例にもとづきながら、「観光の調査」について主要な概念や理論を踏まえて解説する。

16人の多彩な人類学者たちが、各々のフィールドで身体知として掴んだ他者の姿と世界を伝える。

子どもたちが最大限幸せに過ごせるように、病棟コミュニティはどのように作られていくのか。子どもらとの遊びとおしゃべり、親や医療者との会話を通して、その成り立ちを明らかにしてゆく。

在日外国人集住地域の群馬県大泉町での現状や課題を丹念な聞き取り調査から描き出す。多文化コミュニティにおける外国人の子どもの発達の鍵を握る外国籍保育士の役割や実践について新たな可能性を探る。