パーソナルコーチングのクライアント体験

セッション内容およびコーチの関与の作用

支援対話研究 2022 年 7 巻 p.18-37
著者: 青柳 健隆

キーワード: 質的研究, 人材育成, 経験学習

抄録

コーチングの実践や研究は、ビジネス、医療・看護、教育など様々な分野で増加しているが、コーチングの詳細に関する質的な研究は十分とは言えない。そこで本研究では、どのようなセッション内容やコーチの関与がどのように受け手の思考や行動に作用しているのかを記述することを目的に、著者がクライアントとして計8回のコーチングを受ける参与観察を行った。コーチング期間中の記録、セッション中のコーチの関与の整理、当事者(クライアント)としての総括という3つの視点からの分析を行い、コーチングにおいて「何が」、「どのように」作用したのかについて詳細に記述した。

掲載元:パーソナルコーチングのクライアント体験: セッション内容およびコーチの関与の作用

このサイトをフォロー

質的データ分析研究会の最新情報を受け取る

月1~2回、本サイトの更新情報、質的研究や混合研究法、ツールの使い方、イベント情報などEmailで受け取ることができます。