NVivo – オプション設定のまとめ その3
いろいろなビューを見やすく設定 – [表示]タブ
NVivoのオプション設定を、数回にわたってご紹介。第3回目はアプリケーションオプションの[表示]タブを取り上げます。いろいろなビューをご自分が使いやすいように設定できます。
詳細ビューのデフォルト
ウィンドウ
詳細ビュー(例えばファイルやノードをダブルクリック)を開く際、[ドック](標準設定)または、[フローティング]を選択できます。
※NVivo使用中のドックとフローティングの切り替えはワークスペースを使いやすく その1をご覧ください
コード表示
コード(ノード)を開く際に一番上に表示されるタブとして、[リファレンスビュー]または、[サマリービュー]を選択できます。
コーディングのハイライト
アイテムを開いた際にコーディング箇所をハイライトする/しないと切り替えられます。
ハイライトしない設定の場合、必要に応じて手動でハイライトするには、コーディング箇所を視覚的に確認するをご覧ください。
コードのユーザー表示
ノードを開いた際に、現在のユーザーがコーディングしたもののみ表示するか、すべてのユーザー分を表示する(標準設定)かを選択できます。
標準設定[すべてのユーザー]では、だれがコーディングしたかにかかわらず全てのリファレンスが表示されます。
設定を「現在のユーザー」に変更すると、先ほどと同じノードを開いても、今操作中のユーザー「NV」がコーディングしたリファレンスのみが表示されます。
※表示を切り替えているだけで、他のユーザーのコーディングが消えるわけではありません
頻出語クエリの表示
頻出語クエリの結果を表示する際、一番上のタブを[サマリービュー(標準設定)]にするか[ワードクラウドビュー]にするかを選択できます。
まずはぱっと単語クラウドを見たい、という場合は[ワードクラウドビュー]に設定しておくなど、使いやすいように設定してください。
NVivoを操作しながら説明する場合は、[ワードクラウドビュー]にしておくと、視覚に訴えやすいかもしれません。
テキスト検索クエリのプレビュー表示
テキスト検索クエリの実行結果を表示する際、一番上のタブを[サマリービュー(標準設定)][リファレンスビュー][ワードツリービュー]のいずれにするかを選択できます。
こちらも、まずは視覚的にぱっと見たい方は[ワードツリービュー]、具体的な内容を見たい方は[リファレンスビュー]のように、使いやすいように設定することができます。
タブの表示/非表示
アイテムを開いた際、下部に[参照リンク][注釈][関係]のタブを表示するかどうかを切り替えられます。表示したい場合はチェックを入れます。標準設定では非表示となっています。
詳細ビューを見ながら、必要に応じて切り替えたい場合は、リボンの[表示]グループを使います。
列サイズの自動設定
リストビューの項目ごとの幅を自動的に設定します。
メディアのウェーブフォーム
ウェーブフォームの表示/非表示を切り替えられます。
必要に応じて切り替えたい場合は、リボンの[表示]グループを使います。
フレームワーク行列関連ビューのデフォルト
フレームワーク行列の表示に関する設定です。後日別記事でフレームワーク行列をご紹介予定ですので、ここでは割愛します。
コーディングストライプ
アイテムを開いた際、コーディングストライプをどのように表示するかを設定できます。
また、[最近のコーディング][最頻のコーディング][最小のコーディング]を選択した際に、ストライプを最大いくつまで表示するかも設定できます。7~200の間で指定してください。
フォーマット
Ctrl+Shift+tで自動的に日時を挿入できます。この際に使う日時を[テキスト日付フォーマット]で指定できます。標準設定では現地時刻を使用しますが、[ユニバーサルフォーマット]を指定すると、UTC(協定世界時)を使用できます。グローバルプロジェクトの場合などは、ユニバーサルフォーマットにしておくと便利かもしれません。
色スキーム
コーディングストライプやチャートのバーの色は、標準設定ではNVivoが割り振った色が使われます。自分でアイテムに色を設定している場合、ここを[アイテムの色]にしておけば自分が指定した色でコーディングストライプを表示したり、チャートを作成したりできます。
[自動]の場合
[アイテムの色]の場合
※階層チャートにはこの設定は反映されません。