MAXQDAによる文献レビューとリファレンス管理
MAXQDA Research Blog 翻訳版
Monday, June 14, 2021
Literature Reviews with MAXQDA
MAXQDAで書誌データを利用し、文献レビューを作成するための包括的なガイドブック。
MAXQDAによる書誌データの整理と文献レビューを解説するガイドブック
膨大な量の文献を管理するために、文献管理ソフトを使う研究者が増えています。MAXQDAは、文献を簡単に整理し書誌情報や抄録を管理できるだけでなく、すべてをデータとして扱うことができます。こうした機能により、自分の論文の参考文献リストを自動的に作成できるだけでなく、MAXQDAが得意とする定性・定量・混合研究法の機能をフルに活用して、文献のパターンを分析・視覚化することができます。この機能はMAXQDA2018から搭載されています。
書誌データをMAXQDAへインポート
文献管理ソフトウェアは一般的に、書誌データのインポート、整理、およびエクスポートを可能にするコア機能を備えています。MAXQDAでは、大学のオンラインカタログや、Zotero、EndNote、Citaviなどのプログラムから、RISファイルをインポートすることができます。
すべての書籍、記事、その他の参考文献は個々の文書として扱われます。RISタグの内容は、文書に挿入され、自動的にコード化されます。さらに、最も重要な5つのタグ(タイプ、著者、タイトル、ID、出版年)は文書変数として追加されます。
データの検索と照会
例えば、特定の時期や特定の著者によるすべての抄録に対して、高度な語彙検索を用いることができます。また、辞書を使って特定の用語の頻度を比較したり、特定のテーマの共起を視覚化したりすることもできます。先進的な混合研究法機能や統計解析ツールにより、文献の本質を見極めるための無限の可能性が広がっています。
抜粋を保存・管理するには、メモを追加したり、文書に直接テキストを入力したりすることができます。もちろん、書誌データをRIS形式でエクスポートして、Wordなどのプログラムにインポートすることもできます。
動画: Literature Reviews with MAXQDA
Editor’s note: this post has been updated from its original version published in March 2017.
この投稿は掲載元と著者の許可を得て、MAXQDA Research Blogより日本語訳したものです。
詳細は原文Literature Reviews and Reference Management with MAXQDAを確認いただくことをお勧めします。