MAXQDA 2022 新機能 -2

Creative Data Analysis

世界中の研究者に 効果的で効率的、そして楽しい分析ツールを

2021年11月23日、MAXQDA 2022がリリースされました。
新機能紹介ウェビナーやバージョンアップについてはこちらをご覧ください。
MAXQDA 2020 新機能 -1 へ


チームで取り組む分析のための新モジュール
MAXQDA TeamCloud

セキュアでシームレスなクラウド・コラボレーション環境

安全なクラウドスペースを介してチームとファイルを共有し、招待したチームメンバーと分析作業に取り組めます。分析はそれぞれのメンバーがオフラインで作業し、TeamCloudへのアップロード。アップロードされたファイルはチームリードが管理し、メインプロジェクトにインポートします。

これまでのチーム・プロジェクトで手間がかかっていたバージョンの管理や統合の記録、外部フォルダの扱いなどを集中管理できます。研究者は分析に集中でき、また、あやまってファイルを上書きしてしまうなどのリスクも低減できます。

TeamCloudの詳細はこちら


より便利に、より効率的に – 機能改善

日常的に使う機能にも多くの改善が加えられています。

  • コードとコーディング
    • コード付きセグメント:表示されたセグメントのいずれかを含むすべての文書をアクティブ化する新しいオプション。
    • コード付きセグメント:文書名でテーブルを並べ替えるとき、文字と数字が考慮され名アルファベット順に並べ替えられます。
    • コード:コードを別のコードに統合すると、日付、作業者や統合したコード名が自動的にコードメモに追加されます。
    • コード:テキストまたは画像を選択するときに、最後に使用したコードが右クリックのコンテキストメニューに追加されすばやくコーディングできます。
    • スマートコーディングツール:新たに加わった[ツールチップの変数]列の表示を含む各機能に簡単にアクセスできる新しいリボンバー。
    • スマートコーディングツール:複数のコード付きセグメントを一度に選択、コードにドラッグして、追加のコーディングまたは再コーディングが可能に。
  • メモ
    • メモ:リンクされたコード付きセグメントとコード名をメモのエクスポートに含めます。
    • メモ:文書をエクスポートするときに、文書内のメモの内容を「インライン」テキストとして含めます。
    • メモ:これまで63文字までだったメモのタイトルが127文字まで可能に。
  • MAXDictioを使用した単語ベースの分析
    • 単語マトリックスブラウザ:検索アイテム、辞書の単語、またはリストの単語が文書、文書グループ、または文書セットで発生する頻度を表示する視覚的なマトリックスを作成。
    • 単語の頻度:ハイパーリンク、電子メールアドレス、ハッシュタグ、数字、または角かっこまたは中括弧内のテキストを無視する新しいオプション。
    • 単語の頻度と単語の組み合わせ:結果テーブルを、少なくともx回出現する単語と単語の組み合わせに制限する新しいオプション。 1から99までの任意の数に設定できます。
  • 文書
    • 文書変数:テキストおよびPDFでは、ページ数、段落数、文数、単語数、および文字数が変数として自動的に作成されます。
    • 文書ブラウザ:ローカル検索が、文書の現在表示されている位置から直接開始されるように。
  • 図解ツール
    • コードマトリックス・ブラウザとコード間関係ブラウザ:列をコードの出現頻度順に列を並べ替えられるように。
    • コードマトリックス・ブラウザ:ノード(文書とコードの交差する点)にカーソルを合わせると、サマリーがツールチップに表示されます(サマリーが入力されている場合)。
    • コード間関係ブラウザ:シンボルサイズの計算を、表全体、列、行から選択できるように。
    • 文書比較チャート:セルをダブルクリックすると、文書ブラウザで対応する範囲が選択されます。
    • コードライン:最大10分の長さのメディアファイルの「分」から「秒」ビューに切り替え。
    • ワードクラウド:Word Cloudの単語のコンテキストメニューから特定の単語を含むデータを自動的にコーディング。
    • MAXMaps:[コードの階層を用いた単一事例モデル]で利用できるサブコードレベルが3から5に、コード数が10から20に増えました。
  • 分析
    • コードの組み合わせ:単一のド文書内だけでなく、文書グループまたは文書セット内でもコードの共起を分析できるように。
    • コードの組み合わせ:コードの単純または複雑な共起を分析するときに、対象のコードのサブコードを自動的に含めることができます。
    • サブコード統計量:サブコードの第1レベルの図と度数分布表を作成し、オプションでそれらのサブコードを集計します。
    • フォーカスグループ参加者の概要:2つの新しい列には、各スピーカーがトランスクリプトに貢献した単語および文字数の合計とパーセンテージが表示されます。
  • その他
    • プロジェクトを開く:プロジェクトを開くためのメニューエントリが再設計されました。 最近開いたプロジェクトに簡単にアクセスし、サンプルプロジェクトや他のプロジェクトをすべて同じダイアログから開くことができます。
    • クリップボードからインポート:画像をインポートするアイコンの横にある新しいドロップダウン矢印を使用して、クリップボードから画像をインポートします。
    • 外部ファイル:外部ファイルとしてリンクされているドキュメントを削除するときに、リンクされているすべての外部ファイルを一度に削除するか保持するかを決定できるようになりました。
    • インターフェース:4ウィンドウ表示と「ツイートの分析」ワークスペースの両方の新しいデザイン。

MAXQDA 2020 新機能 -1 へ


このサイトをフォロー

質的データ分析研究会の最新情報を受け取る

月1~2回、本サイトの更新情報、質的研究や混合研究法、ツールの使い方、イベント情報などEmailで受け取ることができます。