TEAと質的探究用語集

TEAと質的探究用語集

サトウタツヤ、安田裕子 監修
中坪史典、土元哲平、上川多恵子、中本明世、加藤望 編

単行本: 254ページ
誠信書房
言語: 日本語
ISBN-10 ‏ : ‎ 4414300304
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4414300307
発売日:2025/3/12

書籍内容

TEAをめぐる「知の最前線」の結集を目指して編まれた、質的探究を志す人たちのための羅針盤となる用語集

時間の経過とともにある人生径路や人間発達の多様性、複線性を捉える質的探究の方法論であるTEA(複線径路等至性アプローチ)について、その基本概念やそれに関連する多様な理論を体系的に整理して解説する。
取り上げた見出し語は150以上で、1ページ1項目を基本にまとめた。
さらに、TEAが拡がりを見せる9つの学問分野の動向も解説する。
TEAの概念や関連用語は現在進行形で発展を続けているが、本書は質的探究の羅針盤となる用語集である。

目次

まえがき
監修者、編者、執筆者
凡例

第1章 TEAの基本概念

  • 第1節 TEAの基本的枠組み
    TEA、TEM、HSI、TLMG
  • 第2節 TEMにおける概念ツール
    複線径路、径路、等至点、両極化した等至点、2nd等至点 ほか
  • 第3節 TEAの研究手続き(TEAの実際)
    研究協力者、1/4/9の法則、ライフライン・インタビュー法、トランスビュー、ラベルづけ/コーディング ほか

第2章 プロセスの理解(新しい文化科学)

  • 第1節 TEAにおけるプロセスの探究
    等至性、複線性、構造/過程、変容/維持、分岐点における緊張 ほか
  • 第2節 TEAにおける時間概念
    純粋持続、クロノス的時間、カイロス的時間、偶有性、未定さ ほか
  • 第3節 TEA分析の拡張
    多重等至点、ゼロ等至点、未来等至点、分岐域、等至域 ほか

第3章 理論の深化

  • 第1節 文化心理学の源流
    文化心理学、民族心理学
  • 第2節 ヴィゴツキーの記号論的文化心理学
    記号、ヴィゴツキーの三角形、記号による媒介、心理的道具、総合 ほか
  • 第3節 ヴァルシナーの記号論的動態性の文化心理学
    ヴァルシナー、文化が人に属する、促進的記号/抑制的記号、点的記号/域的記号、更一般化された情感的な記号領域 ほか
  • 第4節 TEAと関係の深い文化心理学の概念
    ラプチャー、イマジネーション、移行、移境態、多声性 ほか
  • 第5節 TEA理解を深めるための概念
    相補性、微発生、記号圏、私的事象、随伴性 ほか
  • 第6節 TEA理論を発展させるために知っておいてほしいシステム論の用語
    一般システム理論、サイバネティクス、動的平衡システム、包括体系的な視点、開放系/閉鎖系 ほか
  • 第7節 質的研究法としてのTEA
    トライアンギュレーション、一般化、妥当性、再現性、真正性 ほか
  • 第8節 質的研究法とTEA/TEM
    ライフストーリー、個人の生活の質評価法、ナラティブ・アプローチ、ライフヒストリー、KJ法 ほか

第4章 対象の拡がり(新しい個性記述)

  • 第1節 TEA×保育・幼児教育学
  • 第2節 TEA×看護学
  • 第3節 TEA×言語教育学
  • 第4節 TEA×キャリア心理学
  • 第5節 TEA×臨床心理学
  • 第6節 TEA×法と心理学
  • 第7節 TEA×厚生心理学
  • 第8節 TEA×障害者研究
  • 第9節 TEA×経営学

引用文献
あとがき
和文索引
欧文索引

【執筆者】石盛 真徳・市川 章子・伊東 美智子・乾 明紀・上田 敏丈・上村 晶・ウォーカー 泉・大川 聡子・大野 志保・岡花 祈一郎・小川 晶・小澤 伊久美・小田 友理恵・尾見 康博・香川 秀太・加藤 望・上川 多恵子・神崎 真実・北出 慶子・木戸 彩恵・香曽我部 琢・河本 尋子・小菅 竜介・小松 孝至・小山 多三代・境 愛一郎・サトウ タツヤ・小路 浩子・白井 利明・卒田 卓也・髙井 かおり・田垣 正晋・田島 美帆・田中 千尋・張 暁紅・土元 哲平・豊田 香・中坪 史典・中本 明世・滑田 明暢・濱名 潔・日高 友郎・廣瀬 太介・廣瀬 眞理子・福田 茉莉・福山 未智・柾木 史子・三田地 真実・宮下 太陽・森 直久・安田 裕子・山口 洋典・山田 早紀・横山 草介・横山 直子・李 睿苗・渡邉 真帆

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