質的研究法:その理論と方法

質的研究法:その理論と方法
– 健康・社会科学分野における展開と展望 

木原雅子・木原正博 監訳

単行本 544ページ
出版社: メディカルサイエンスインターナショナル
言語: 日本語
978-4815730475
発売日:2022/5/6

書籍内容

若手からベテランまで、質的研究を理解、実践するための知識を凝縮

現代の質的研究の全体像の把握に必要な方法論(methodology)と方法(method)を網羅した解説書。著者自身の広汎な研究経験と2500を超える膨大な文献渉猟に基づき、豊富な事例と多様な見解を紹介。全4部にわたり、質的研究の哲学・厳密性・倫理、データの収集・分析法、文書作成法、質的研究の応用と最近の動向を、具体的事例とともに詳述。難解な学術用語は出来るだけ避け、初学者にも読みやすい。医学・看護・医療系、また人文・社会科学系の研究者に広く役立つ1冊。

目次

第I部 質的研究の基盤
第1章 質的研究の方法論的枠組みとサンプリング戦略
第2章 質的研究における厳密性と倫理

第II部 質的研究方法のタイプ
第3章 個別インタビュー
第4章 フォーカスグループインタビュー
第5章 非干渉的方法
第6章 ナラティブエンクワイアリー:ライフ/オーラルヒストリー,ライフストーリー,バイオグラフィー
第7章 メモリーワーク
第8章 エスノグラフィー
第9章 参加型アクションリサーチ
第10章 質的ケーススタディ
第11章 グラウンデッド・セオリー

第III部 質的研究の分析とライティング
第12章 質的データの分析
第13章 質的研究申請書の書き方:計画の作成
第14章 質的研究報告の書き方:ストーリーを語る
第IV部 質的研究の応用
第15章 脆弱性の高い人々の研究
第16章 質的な異文化研究
第17章 オンラインの質的研究
第18章 質的研究の新たな方向性

用語集/文 献/索 引

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