質的研究の考え方

質的研究の考え方
-研究方法論からSCATによる分析まで

著者:大谷 尚
単行本(ソフトカバー)416ページ
出版社: 名古屋大学出版会 (2019/4/10)
言語: 日本語
ISBN978-4-8158-0944-7
発売日: 2019/4/10

書籍内容

「量」では測れないものを科学的に考えるために――。質的研究に関する疑問・疑念に、ツボを押さえた説明や独自のモデルで答え、量的研究者も納得。認識論を起点に、研究を進めるうえで大切な考え方や質的データ分析手法SCATの使い方を解説する。人文・社会科学や医療等に携わる人にも最適。

目次

はじめに
本書の著者の研究的背景

第I部 質的研究のデザイン、方法、パラダイム
第1章 質的研究とは何か
 ―いくつかの基本概念とその検討―
第2章 リサーチ・クエスチョンの設定
第3章 研究デザイン
第4章 データ採取
第5章 データ分析
第6章 理論化とモデル化
第7章 質的研究の結果の表象
第8章 質的研究の研究倫理
第9章 質的研究に関するその他の問題と課題

第II部 SCATによる質的データ分析
第10章 SCATとは何か
 ―その機能と意義―
第11章 SCATによる分析
第12章 SCATでの分析の参考のために
 ―SCATのTips & Pitfalls―
第13章 SCATのFAQ

結語にかえて
謝 辞
文献リスト
図表一覧
索 引

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