NVivo – オプション設定のまとめ その1
[アプリケーションオプション]と[プロジェクトプロパティ]
NVivoを使っていて「あれ?」という時はオプション設定を確認、変更で解決することが多々あります。「頻出語に英単語しか出てこない」「インターフェイスを日本語以外に切り替えたい」「プロジェクトファイルをパスワードで保護したい」などなど・・・。
NVivoのオプション設定を、数回にわたってご紹介します。
NVivoの設定を変更するには[アプリケーションオプション]または、[プロジェクトプロパティ]を使用します。それぞれの役割は以下の通りです。
アプリケーションオプション
ユーザーインターフェイスの言語など、使用者が使いやすい環境を設定します。ただし一部のオプション(テキスト言語や書き起こし項目など)は新規プロジェクト作成時に適用され、操作中のプロジェクトには反映されません。
プロジェクトプロパティ
今開いているプロジェクトのオプション設定に使用します。
いずれも画面左上[ファイル]をクリックから開きます。
それぞれ左側メニューの[オプション]か、プロジェクト情報の[プロジェクトプロパティ]をクリックすると開きます。
[アプリケーションオプション]
[プロジェクトプロパティ]
似たようなウィンドウですが、上部のタブを見比べてみると設定できる内容が違うことが確認できます。
今開いて操作しているプロジェクトのデータや表示に関わる設定は[プロジェクトプロパティ]、それ以外は[アプリケーションオプション]と、大まかに考えておくと良いかもしれません。
実際に使っている時は、どちらかを開いてみてから「項目がない」とか「表示が変わらない」とか言いながらもう一方を開いたりしています。経験上、設定する場所が2か所ある、という点だけ把握していればトライ&エラーで何とかなります。
次回からはそれぞれの設定項目を見ていきます。